母から子へ

実家の母がいつも食卓の上で楽しんでいた、野菜の切り落としの水栽培。

「ばあちゃんがやってたのよ」と母は言っていた。それは人参だったり大根だったり、里芋だったりさつまいもだったり。 小さな端くれから育つ葉は、小さく可愛らしくちょっぴり儚げながらも、少しずつ育ちながらそれぞれの表情を見せていた。

だから今、我が家の食卓にも同じように緑が育っている。 母から子へ受け継が れた小さな楽しみ、食材への感謝、植物の観察、慈しみ…。私からも繋がっていくのかな?

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