

おたまじゃくし
♪おたまじゃくしに足が出て♪♪手が出てきたら 尾が取れた♪
歌の通り、水槽に入れたおたまじゃくしが育っていきます。見ているとみな成長段階が違うので飽きることがありません。
個体の識別ができないのですが、みなちゃんと生きていてくれるので、まあ水槽の環境はいいのでしょう。
エサをやると一生懸命につついています。もちろんうんちもします。
どの子もみな、ときどき水面に上がり息を吸って?います。そのスピードはなかなか速く、一瞬で上昇、下降をします。
おたまじゃくしからカエルに


前足が出てしばらくは、後ろ足は機能しないのか、尻尾を使って泳ぎます。足はただついているだけで動かすことはほとんどありません。
前足が出てしばらくすると、いつも水面にいるようになります。丘が必要になって、石の上に上がってきます。そのうちに水槽の壁面を上がり、蓋の影に隠れています。色もほんのり黄色みを帯びてくるようです。
見た目には変わらなくても、まだまだ体の中の変化は続いているのでしょうか?その一番の変化の中、ひっそりと隠れているように見えます。
その頃には水に入ると足で泳ぐようになります。しっぽは振らなくなり、しっぽの機能は完全になくなっています。
よーく見ると口も形が変わってきます。小さいおちょぼ口だったのが左右に広がり、いかにもカエル口になってきました。捕まえた虫がパクッ入りそう。
こうなると生き餌をやるしかなくなるので、田んぼに放してやらなければなりません。先週からの1週間で2匹を放ちました。ちゃんと足で泳いで逃げて行きました。
飽きないおもしろさ
やっぱり生き物の観察は楽しい。食べる、出す、呼吸する、大きくなる。変化する、なつく?。どれだけでも見ていられます。
みんなが成長してカエルになるまで、見届けたいと思います。