




久しぶりの実家訪問
畑の野菜をもらい、近くの喫茶店に行ってお茶をして、夕飯をいつもの弥次郎兵衛で食べ……という、毎度お決まりのいつものコースを辿りました。
今回は同じ敷地内の別棟に住む弟夫婦の家で飼われている柴犬のサスケが預かられていました。
このサスケ、なかなかの恐犬で、まぁ吠える吠える。おまけに飼い主だろうが誰だろうが、本気で噛みつくのです。
我が家の愛犬にこみたいに誰にでもしっぽ振って寄っていけばいいのに、そうすれば誰にでも可愛がって撫でてもらえるのに…と、なんだか気の毒になっちゃいます。
それでも、散歩に行くときには素直にリードを引かせてくれて、おすわりと言ったら素直に座ってくれました。
父と母
写真の整理をしていると言う母が、古いアルバムを出してきて見せ始めたけれど、オリンピック中継があって、あんまり話に乗ってあげられなくて、ごめんなさいでした。
父は、母が話し始めるとすぐに突っかかる物言いをするので、なんだか家全体が、殺伐とした感じになっちゃう。あのイライラした感じはそれこそ老化なのでしょう。
母がアルバムを整理しているのは、楽しかった頃への回帰なのかもしれません。
食事のあと、「あんまりいい香りがしない」と母が出したコーヒーは、外袋に2011年と書かれた賞味期限切れでした。😵
なんだか風呂や洗面所、洗濯機周りがどれも古い物の匂い、饐えた匂いがして、落ち着けなかったです。あれは古い衣類の匂い?とにかく行き届いていない匂いです。
2月7日にワクチン接種3回目を打ったという母は「あれからまだ風呂に入っていない」と言い、セーターの下はパジャマでした。
この構わない感じ、ルーティンが怠惰な方へズレていく感じが、自分の中にも芽生えているのが分かるから、怖い。
我が家でも旦那様と気まずいことになったり「乾物賞味期限切れ事件」があったりして、何やら自分の行く末を見るような気がして、悲しくなります。
実家訪問をすると自分まで殺伐、気が滅入るのですね。だから足が遠のくし、早々と帰りたくなるし、何なら旦那様は置いといて、自分だけが行く方が良いと思えてきます。
時間が沢山ある春休みか夏休み、あの辺りを片付けなければと、決意しました。