

外壁工事開始から1ヶ月たち、足場が外されて、全貌が見えた我が家。壁の色が変わり、はじめはなんだか白過ぎて落ち着きませんでした。
毎朝夕見ているうちにだんだん馴染んできました。車で帰って来て我が家が見えた時に、うん、いい感じと思えるようになってきました。
先にリフォームを手がけられたお隣のご主人が「眩しいくらいだねぇ」と声をかけてくださいました。
やってよかったです。後はカーポートと、いつかは内装と…と夢は膨らみます。
でも、どこかに「家族も減り、2人だけになろうというのにだだっ広い部屋が綺麗でもかえって淋しいんじゃないかなあ。家族と過ごした証の傷や汚れがあったくらいのほうがいいんじゃないかなあ」と思う自分もいます。
春になって、新しい家族のための巣作りに忙しい生き物たちを見るたびに、対極の淋しさを覚えます。綺麗に住まいたい自分と、現状維持を願う自分と、老い支度をしたい自分とがせめぎ合う感じ。